どうも!
白井のインソールやさんことヒラオカです。
皆さんはインソールについてなんだかわかりますか?
そうです。
靴の中に入ってるあいつです。
そんな靴の中に入ってるあいつはなんで存在しているんでしょうか?
そんなこと考えた事も無い人がほとんどじゃないでしょうか?
今回は、そんなインソールについて深掘りして解説していきますので、きっとこの記事を読み終わる頃には皆さんはインソールマスターになっているに違いありません!
それではごゆっくりご覧あそばせ!
靴の構造とは?
インソールについて語る前に少し靴の構造についてお話していきましょうか。
靴の構造をざっくりと説明するとこんな感じ↓
一番下の黒いラバーの部分がアウトソールと呼ばれる部分で、直接地面と接する部分になります。
靴底とも呼ばれ、材質や形状によって滑りにくくしたり靴底が削れにくくなったりしますね!
その上にはミッドソールと呼ばれる部分があるのですが、このミッドソールが有るおかげで私達の足は今日まで健康でいられると言っても過言ではありません!
どういう事かと言うと、歩くという動作には足を地面に接する必要が有ります。
まさか地面との接地を避けて浮遊して歩いている人なんていませんから、必ず足は地面に着くのです。
足が地面に接する際に、衝撃というものが発生しますよね?
これが硬いアウトソールだけで歩くとどうなるでしょう?
きっと地面から受ける衝撃を吸収できずに足の関節へダメージを与えていくに違いありません!
しかし、ミッドソールと呼ばれるクッションがあればどうでしょう?
もう言っちゃいましたが、そう。
クッションです!
ミッドソールはクッションの役割を果たします。
そのため硬い地面を長時間歩いても、足が痛くなりにくいんですね!
皆さんも心当たりあるかもしれませんが、
こんなペタンコ靴を1日中履いてたら足が疲れませんか??
これは見るからにミッドソールが無く、クッションの役割が皆無なので足が痛くなって当然ですよね!
なんか足が疲れやすいなーとか、足が痛くなりやすいなーって人はとりあえずアウトソールからミッドソールにかけてをまとめて「ソール部分」と呼ばれるのですが、ソールが厚めのものを選ぶと良いかも知れませんね!
そんなソールの上に乗っかってるのが、いろんな構造物はありますがまとめてざっくり言うとアッパーと呼ばれる物がくっついてます。
イントネーションで言うとアッパー↓は
ボクシングのアッパーですが、
靴のアッパーはアッパー↑と呼んでます。
バーガーキングで言うワッパーと同じイントネーションですね。
まぁ今回アッパーの解説はそこまで重要では無いのでこんな下らない説明をしたわけですが、とりあえず足を包み込む物と覚えて頂ければ問題ありません。
さて、ざっくりと説明しましたが靴の構造ってこんな感じで地面からの衝撃を吸収するソール部分と足を包み込むアッパーというもので構成されている事が分かりましたね!
インソールとは?
グダグダと靴の構造について説明してきましたが、タイトルのインソールわい?
って思った方も多いと思います。
確かに結論から話さない人ってビジネスシーンでは割とアウトですよね。
わかります。
ですが文字数稼ぎたいじゃないですか(笑)
まぁまぁお付き合い下さいませ。
そんなインソールと呼ばれる物はご存知の通り靴の中に入っていますよね?
ではもう少し詳しく言うと、
インソールはソールの上にあり、アッパーの中に入っている物ですよね?
ん?
なんでこいついるの?
ヒラオカ
せんせー!
さっき靴にはミッドソールって柔らかいクッションが付いてるって言ってました!
なのになんでもう一枚平べったいインソールってものが入ってるの?
先生
確かにミッドソールは柔らかい。
だけど、足の裏ってのは非常に繊細なんだ。
言うなれば中2の多感なお年頃って感じだ。
ヒラオカ
どういう事?
先生
つまり、いくらミッドソールが柔らかくとも「ぷにぷに」「ふわふわ」という柔らかさでは無い。
「ぐんにぃぃ」くらいの柔らかさだ。
それに靴のインソールを取り出すとわかると思うが、靴の中は足の裏を支えるような立体的な形状では無く平面だ。
その上に凹凸のある足裏が乗るとどうなる?
いろんな情報を感じ取ってしまうだろう。
中2の多感な時期にはあまり刺激を与えたく無いものだ。
最悪グレてしまうかもしれない。
だからインソールが必要なんだ!
ヒラオカ
なるほど!
つまりインソールは多感な時期の子供達を謎の安らぎで包み込む保健室の先生って事ですね!
確かに生徒指導室に呼ばれて厳しく指導され続けるとグレてしまいますもんね!
なるほどー!
保健室の先生かー!
そう。
つまりは足裏へ伝わる刺激を柔らかいスポンジでできるだけマイルドにさせる役割があるわけです。
インソールの効果ってそれだけ?
しかし本当にインソールの効果は、肌当たりを柔らかくするクッションの役割だけなんでしょうか?
答えはNOです。
だとすると他にどのような機能や効果があるのでしょうか?
調べてみましょう。
ざっとインターネットに転がってる情報をまとめていくとこんな感じでした↓
ヒラオカが調べました!
・ムレ、ニオイ軽減
・疲労軽減
・姿勢を改善する
・痩せる
なるほどなるほど!
それでは1つ1つ解説していきましょうか。
まず最初にムレ・ニオイの軽減についてですが、
インソールのできたてホヤホヤってこんな状態の物なんですけど↓
このままでも使えたりするんですが、この中身剥き出しの状態って例えるなら
赤ちゃんが転んでも大丈夫なように床にクッションを接地したりすると思うんですけど、あんなような素材でできてるんですね。
これって、水とかこぼしても大丈夫なように水を弾くと思うんですが、インソールの素材も水を弾いたりするんですよね。
てことは、足の汗等も吸収されずにムレた状態になりやすいって事になります。
更にニオイ問題はムレを放置すると起こる問題でもあるんです。
ニオイというのは雑菌の繁殖によって起こるのですが、雑菌は湿気というのを好みますのでムレた状態が続けば続くほどニオイがキツくなっていきます。
そんなムレ・ニオイを抑えるために、インソールには表面カバーを貼ったりするのですが、各社色々な素材を使って抗菌作用や吸湿・調湿作用のある素材等を使っているみたいですね!
↑クラフトゲイトで言うとこんな黒いメッシュの生地がそうです。
次に解説するのが疲労軽減について。
例えば、人はなんで歩いてて疲労を感じたりするのでしょうか?
単純に歩く距離が長いから?
いえいえ、おそらくそんな単純な事では無くて色んな条件が重なり合う現代社会だからこそ足の疲労を促進させてるんだと思います!
なんかよくわからない事を言い始めましたね(笑)
それではもう少し噛み砕いて説明していきますね。
まず人の足にはアーチと呼ばれる構造があります。
いわゆる土踏まずとかがそれにあたるのですが、このアーチは何の役割かと言うと、バネみたいな役割に近い存在です。
足のアーチは形を柔軟に変化させる事で、足が地面に着いた時の衝撃を和らげたりする事もできるし、逆につま先で蹴り出す時にはバネのように反発して前への推進力を生み出す作用もあったりします。
ただしそれは、正常に機能する状態で発揮される効果なのですが、人の足は常に正常と言うわけではなさそうです。
つまり何かしらアーチのバランスが崩れたりすると、疲れやすくなるんじゃないでしょうか?
みなさんも一度は聞いたことがあるかもしれないのですが、扁平足や外反母趾などがアーチのバランスが崩れた状態の症状になりますね。
このようなアーチのバランスが崩れた足に対して補正をするインソールがあれば疲労の軽減効果があると思われます。
更に、これだけでは無く現代社会ならではの問題として、歩く道の影響もあるのではないでしょうか?
どういう事かと言うと、現代社会は昔と違ってアスファルトで固められた地面が多いですよね?
そうすると、土や草原の上を歩く衝撃と比べてアスファルトの上を歩く方がはるかに強い衝撃が靴や足にかかってきます。
そのため現代社会を乗り切るためには足元のケアをしていく必要があるのですが、
まさかアスファルトを引っ剥がして砂地に戻すわけにはいきませんよね。
そんな時にどうするべきか。
多分一番手っ取り早いのが、靴の見直しだと思います。
それこそミッドソール厚めのクッションが効いた靴に変えてみたりするのが良いかも知れませんね。
例えば通勤でいつも革靴を履いているけど、最近ではスニーカーで出勤するサラリーマンも多いので、許されるならばそう言った靴に変えるべきでしょう。
しかし、そうは言っても革靴を履かないといけない。おしゃれな靴を履かないといけない。
シチュエーションによってはそんな靴を履かないといけない場合もありますよね?
そんな時にインソールを変えると疲労軽減効果が狙えるかもしれません。
例えば先程、足のアーチについて説明をしましたが、足のアーチがある→つまりは足裏には地面に接していない部分がある訳です。
基本はこのように親指の付け根・小指の付け根・かかとの3点が地面に接しているのですが、
言い換えるとこの3点で人の体重を支えている訳です。
加えてアスファルトから受ける衝撃を考えると、
この3点だけだと正直、業務過多ですよね!
他の宙に浮いてる奴らはもっと仕事しろ!
って感じですよね(笑)
おっと自分と重ね合わせてしまい、ついつい熱が入りましたが、要は足裏に地面と接する部分を増やして圧力を分散させてあげると、疲労軽減に繋がるのではないでしょうか?
さて次に解説するのが姿勢改善についてです。
「インソール 姿勢改善」で調べると
結構こんな画像が出てくると思います↓
これは何かと言うと、
猫背気味な姿勢から真っすぐシャキッとした姿勢に変化するという図になるわけですね。
インソールでこんなに変化します!?
って思いますよね?
まぁそれについては、僕もここまでの姿勢の変化が出るかは怪しいなと思いますが、頑張ってそれっぽく解説してみますね(笑)
みなさんも実験してみて欲しいのですが、まずは肩幅程度に足を開いて姿勢良く立ってみて下さい。
次に親指の付け根当たりに体重がかかるように力を入れてみて下さい。
そうすると、前のめりになるような感じで重心の位置が変化したのがわかりますでしょうか?
今度は逆に小指の付け根側に体重がかかるようにしてみて下さい。
そうすると重心の位置がかかと側に寄って来るのがわかりますでしょうか?
つまりアーチのバランスが崩れたりすると、親指側に体重がかかったりするのですが、そうすると先程の実験のように重心は前に移動してバランスをとるために姿勢を崩してしまうのでは無いかと考えました。
じゃあ土踏まずを支えるインソールを使用すると、親指の付け根にかかっていた体重が小指の付け根側に移動するので、結果的に重心の位置はかかと側に移動して、良い姿勢を作りやすくなるのでは無いかとヒラオカは考えております。
ただこれは僕なりの仮説ですし、あまり自信は無いので「ふーん」くらいに留めておいて下さい(笑)
ただ1つ言える事は、インソールの効果の1つとして重心位置を変化させる事は、間違い無いかと思います!
さて、最後のインソールの効果「痩せる」についてですが、
すみません!
これは僕には解説のしようがありません(笑)
なんかよくInstagramとかでも投稿記事で見かけますが、足裏がこうなってる人は太るとか
なんかよく理屈がわからないんですよね(笑)
結構レビューされてる方もいらっしゃいますが、効果を実感している方も多そうです。
でもヒラオカにはインソールの効果の1つに痩せるってのは無いかなーと思ってます。
例えば無理矢理、理屈付けるとしたら、
今まで足が疲れやすかったり痛みを感じていた人がインソールを使用することで、疲れにくくなったり痛みが軽減したおかげで、活動度が以前より増えて脂肪燃焼していき体重が減っていくとか?
まぁ多分あのよく見かける投稿のやつはそんなんじゃなさそうですが。。。
それと、数ヶ月でこんだけ痩せました!
ってやつも、別にインソールだけの効果じゃ無いんじゃ?
と思わなくも無いし。
だって痩せたいって思ってる人って他にも色々健康意識してそうじゃないですか?
だから多分インソールだけで痩せるってのはヒラオカ的に無い気がします。
って事にしておきます。
今のところ。(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
インソールマスターになれてますか?
しかしこんだけ喋ってきてもまだまだ奥が深いのがインソールだったり靴だったりするわけです。
それに、この記事だけを読むと、インソールって良いものなんだ!
じゃあとりあえずインソール入れとけば良いんだ!
みたいに解釈されそうなんですけど、
はっきり言っておきます!
インソールって必要無い人は必要ありません!
インソールやさんって謳っておきながら大丈夫か?って感じですが、
本当にそうなんです。
インソールって言わばコルセットや、サポーターと同じで必要以上に使用すると身体の筋肉がサボってしまったりするので結果的にサポーターが無いとダメとかコルセットが無いと不安とかそんな状態になるんじゃないかと思います。
なので、インソール作製の相談をする際にはインソールのメリット・デメリットを伝えながら進めていきますので、気になる事があったらその都度おっしゃって下さいね!
それではまたね〜。
ヒラオカ